デューラーとレンブラントの版画展 ハイド・コレクション

先週末はニューヨーク州のグレンズ・フォールズ・シンフォニーにて演奏させていただきましたが、滞在中にこの素晴らしい展覧会にめぐり合う機会に恵まれました。点と線だけの世界ですが、精密極まりない作品の数々に息を吞みました。デューラーの精緻なタッチにも感銘を受けましたが、レンブラントのうねるような線が描き出す作品が圧倒的で、とても人間技とは思えません。今回初めて存在をしったエギディウス・サドレルの作品も、だまし絵のような遊び心が感じられ、個人的にくすぐられるものがありました。

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デューラー:ネメシス(運命)

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レンブラント:十字架降下

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エギディウス・サドレル:ダイアナとアクタイオン

 

10/16/2016 デュオ夢乃リサイタル ニューヨーク仏教会

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ニューヨーク仏教会のデュオ夢乃リサイタルまで、あと一か月となりました。仏教会で演奏させて頂くのはこれで3度目ですが、私たちの新しいプログラムを弾かせて頂くのをとても楽しみにしています。この度のリサイタルでは、先日ニューヨーク・クラシカルレビューで絶賛された、ダロン・ハーゲン氏の「カンタービレ」、そして佐藤容子氏の”In the Land of Dreams” をNY初演します。

また、私たちのレパートリーのなかでも、とりわけ敬愛する、マーティン・リーガン氏の「月の静寂」とトーマス・オズボーン氏の「九天より落つ」、そして日本を代表するふたりの作曲家、細川俊夫氏と寺嶋陸也氏による、ソロ曲も演奏します。

詳しいコンサート情報はこちらをご覧下さい。

山の音(1954)

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成瀬の女性を見る目は厳しいですが、日本社会に生きる様々な女性たちに寄り添うようにして撮られた作品のように思えました。俳優たちの視線の演技、特に原節子のそれが素晴らしいです。この作品における成瀬は、最終的に俳優たちの顔に全てを賭けていることに感動しました。俳優=人間の存在をどこまで伝えることができるのか、そこに感動の本質があるのかもしれません。

本條秀慈郎三味線リサイタル”neo”  ニューヨーク天理文化センター

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先週お聴きした本條秀慈郎さんの三味線リサイタルがあまりにも素晴らしく、まだその余韻に浸っています。プログラムすべてが三味線の現代音楽でしたが、エリザベス・ブラウンのAfterimageや高橋悠治のKasukaniの静けさの際立つ作品から、藤倉大のneoのワイルドなエネルギー溢れる作品まで、バラエティー豊かな選曲で、楽器の魅力が十二分に発揮されていたのが、とても印象的でした。一柳慧の「臨海域」や鳥飼潮のTROISに至っては、本條さんの演奏が曲と一体化して、現代曲でありながら古典の風格さえ漂わせる演奏でした。

8/31 バージミュージックのレビュー

ニューヨーク・クラシカル・レビューに、昨夜バージミュージックにて演奏しました、ダロン・ハーゲン氏の「カンタービレ」の批評が掲載されました。

「チェリスト・玉木光と箏奏者・木村伶香能によるデュオによる演奏は、的確でありながら深い情感に満ちたものであった。この魅惑的なデュオ作品は、12世紀に生きたある日本人女性の生涯を華やかに描き出した。詞章を伴わずに、音楽と声のみで、この峻厳な物語を鮮やか、かつ簡潔に表現したことに最も感銘を受けた。」

バージミュージック:デュオ夢乃2回目公演日の変更につきまして

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ブルックリン・バージミュージックでの「Here and Now Labor Day Music Festival」本日、1日目が無事に終了しました。本日、ご来場頂いた皆様、どうも有難うございました!

さて、2回目の公演日が諸事情により、9月4日から「3日(土)」の午後8時に変更となりましたので、ここに謹んでお知らせさせて頂きます。急な変更で、ご迷惑をおかけ致しますが、最高の演奏をお届け出来るよう、頑張りますので、何卒ご留意のほど、よろしくお願い申し上げます。