
先週お聴きした本條秀慈郎さんの三味線リサイタルがあまりにも素晴らしく、まだその余韻に浸っています。プログラムすべてが三味線の現代音楽でしたが、エリザベス・ブラウンのAfterimageや高橋悠治のKasukaniの静けさの際立つ作品から、藤倉大のneoのワイルドなエネルギー溢れる作品まで、バラエティー豊かな選曲で、楽器の魅力が十二分に発揮されていたのが、とても印象的でした。一柳慧の「臨海域」や鳥飼潮のTROISに至っては、本條さんの演奏が曲と一体化して、現代曲でありながら古典の風格さえ漂わせる演奏でした。