音の記憶 第1回 はじめに

「音の記憶」と題しまして、自分の好きな音楽、思い出に残る音楽、最近聴いている音楽について、演奏家なりの視点で綴っていきたいと考えています。大抵のことは長続きしないタイプなので、ここは思い切って100回連載を目標にして、1回1曲取り上げることで、自分なりの「名曲100選」というやつをリストアップしていこう、という目論みです。

まあしかし、あらかじめ断っておきたいのですが、私の独断と偏見、単純な好みで選んでいきますので、歴史的に重要な作品を体系立てて編んだ、「必須曲」のリストからは程遠い、かなりアンバランスなものになる可能性が大です(笑)。単純にこういった「無人島に持っていきたいアルバム」的なリスト作りが好きなので、という理由もあるのですが、自分に果たして100曲を選ぶことができるのか、という興味もあり、この連載を始めることにしました。

今はウェブ上にありとあらゆるジャンル、クオリティーの音楽がゴロゴロと転がっています。手軽にさまざまな演奏を聴くことができ、私にとっては夢のような状況なのですが、これから音楽をいろいろと聴いていきたい、という人にとってはあまりの多種多様ぶりで途方にくれるかもしれませんね。(実際にそういう話もたまに聞きます。)

このシリーズでは過去の記憶、現在の好奇心を頼りに、インターネットという情報のジャングルを彷徨いつつ、皆様と共に様々な発見ができれば、と願っています。

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